ドモホルンリンクルのCM「スキンケアに詳しい方へ篇」の中の
美しい風景に心奪われた方いませんか?
出演されている 村上穂乃佳さん も気になるところですが,
それ以上に出てくる風景が気になったので調べてみました!

シーン1 菊池渓谷 広河原(流れる川と光芒のシーン)

CMの5秒頃に登場するシーンは
熊本県菊池市にある「菊池渓谷 広河原」という場所だそうです!
菊池渓谷は
日本森林浴の森百選・日本名水百選・日本の滝百選・水源の森百選・
くまもと緑の百景・熊本の自然百選・新くまもと百景に
選ばれている菊池市を代表する観光名所。
熊本地震の際には甚大な被害を受け,立ち入り禁止になっていたことも。
(2018年3月から再び一般公開されています。)

天然クーラーと言われるくらい夏の平均水温が低く,避暑地として最適です。
秋には紅葉,
春は新緑,
冬は霧氷の花が咲く等,
四季折々,また時間ごとでも様々な表情を見せてくれ,人々を魅了しています。

遊歩道も整備されている とのことなので,
気軽に立ち寄ることも可能です。(JR熊本駅から車で1時間半)
開場期間:4月1日〜11月30日
※これ以外の期間も入谷できますが,係員の方がいないので事故のないようご注意を。
維持管理協力金:高校生以上300円/人

既に終わってしまいましたが,9月22日から10月1日までの間は

菊池渓谷ライトアップイベントも開催されていたようです。


昼間の景色も素敵ですが,夜にライトアップされた景色もとてもきれいですね。

シーン2 鍋ヶ滝公園(滝のシーン)

CMの17秒頃に登場するシーンは

熊本県阿蘇郡小国町にある「鍋ヶ滝公園」という場所だそうです!

落差約10m・幅約20mの滝で,
ひと昔前,生茶のCMロケ地として松嶋菜々子さんが訪れたことで有名になりました。
阿蘇のカルデラをつくった約9万年前の巨大噴火でできたと言われており,
カーテンのように幅広く流れ落ちる様がとても優雅。
川のほとりでも,裏からでも滝を見ることができます。
周辺道路の渋滞緩和を回避するため,
現在はウェブからの事前予約制による入園となっています。
電話での予約は受け付けていないので,ウェブ予約ができない場合は
入園当日に「ASOおぐに観光協会」へ行く必要があります。
また,公園内修繕工事のため、下記期間は臨時休園だそうです。

2023年12月28日から2024年3月末まで

入園料:大人(高校生以上)300円・小人(小・中学生)150円
※小学生未満と障がい者手帳をお持ちの方は無料
開園時間:9時00分~17時00分(最終入園16時30分)
JR熊本駅から車で1時間半

シーン3 不知火菊(しらぬいぎく)

CMの12秒頃に登場するシーンは不知火菊の畑で撮られたものと思われます。
不知火菊は,熊本県不知火地方で民間伝承的に伝わってきたお花で,
この地方以外で自生しておらず「幻の植物」と言われています。
特殊な環境下(風光・土壌)でしか開花せず,
その生産は熊本県不知火地方の極めて一部の地域に限られます。

繊細な品種のため,苗作り,花の摘み取り,陰干し,袋詰め等,

加工,大量生産ができません。
また,1年をかけて育てられる不知火菊は,
育つ間に畑の養分をすべて吸い尽くしてしまうため,
翌年同じ畑で育てることができません。

1年ごとに育てる畑を変え,土を耕すところから次の栽培が始まります。

この菊がシワやシミの原因となるAngptl2(アクセルタンパク)の量を
大幅に抑制する ということで,
ドモホルンリンクルに使用されることになったんですね。
ちなみに…
不知火(しらぬい)とは清見オレンジとポンカンをかけ合わせた品種で,
糖度が高く,種がほとんどないので食べやすい人気の柑橘です。

不知火の中でも,糖度13.0度以上・酸度1.0度以下という条件を満たし,

JAから出荷されるものだけが「デコポン®」を名乗ることができます。
デコポン®は品種名ではなく,
熊本県果実農業共同組合連合会(JA熊本果実連)が所有する登録商標です。
糖度・酸度の基準を満たしていても,許可を受けたJAしか商標を使用できないため,
JAを通していないものや,個人の農家さんが出荷するものは
品種名の不知火(しらぬい)として店頭に並んでいます。

まとめ

今回はドモホルンリンクルのCMロケ地について調べました。
再春館製薬所の方が,質問に対し丁寧に答えてくださったので感謝×感謝です。
熊本県や九州では有名な観光地なんだと思いますが,
関東に住む私は全然知らなかったので調べてみてよかったです。
熊本県に訪れる機会があったらぜひ行ってみてくださいね。

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